お風呂のユニット新調!とお風呂のお話
現在募集中に西宮市下大市東町の貸家のお風呂のユニットの入れ替え工事が完了したとのことで、確認して参りました!!
下の写真が入れ替え前になりますが、やはり新しいユニットですと、入居者の方にも喜んで頂けるのはもちろんのこと、最初の内覧の際にも、とても良い印象を与えることができます。
画像をクリックしていただければ、募集ページをご覧になれます。
意外と見落としがちなお風呂事情
ここで実際の体験談になるのですが、今年の1-3月の繁忙期は戸建の案内が非常に多かったのです。
そこで、案内を通して様々なお客様の反応を見ること出来ましたので、それを皆様に共有したいと思います。
平成築の戸建のお風呂のユニットですと、まだ良いのですが、昭和築の建物に多い、ステンレス製の浴槽にタイル張りの床。
これは戸建だけではなく、マンションでも遭遇することがありました。
まだ賃料が10万円以下の物件ですと、まだ納得する方も多いのですが、それ以上の家賃の物件でお風呂が残念ですと、せっかくお部屋を気に入って下さっても、お風呂がどうしても妥協できない。とのことで候補から外されてしまいます。
それはこの家賃で探しに来られるお客様は、その当時も同じ家賃帯の物件に住まわれている方が多いのです。となれば、現在の浴室のグレードが高い場合が多いです。
部屋探しには何かしら妥協しなければならない場合もありますが、浴室のグレードが極端に下がるのは、心理的な抵抗がとてもあるようです。
お子様はそのあたりとても素直で、「こんな昔みたいなお風呂は嫌だ!!」と声を上げる光景も何度も遭遇しました。
大人はそこまで率直には言いませんが、「どうしても浴室が。。。」と言葉を濁します。
せっかく成約する目前たったのに、このようなことが起こってしまうのは、勿体無いことです。浴室のユニットの入れ替えは、かなりの投資になりますが、半年-1年は空くことはざら。少子化にも関わらず止まらない建築ラッシュ。空室率は増加する一方。。。
やはり、設備に投資がなかなか出来ていない賃貸物件は条件を下げるなどの差別化を測れない限り、次の入居者に漕ぎ着けるのは難しいでしょう。
しかし、家賃を下げることは、最初は効果があるかもしれませんが、数年経過すれば、その下げた家賃が相場かむしろ高くなっている可能性があります。当然、下げれる家賃にも限界があります。となれば中身で勝負する他ありません。
今回の新たな気づきは、浴室は決める際にかなり大事なポイントになるということです。
特に案内件数が多いにも関わらず、空室期間が長くなっている家主様は1度浴室もご覧になられてみては如何でしょうか。
*案内件数が、少ない場合は条件が現在の相場からズレているか、場所的な要素もあります。
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