電気温水器まとめてお取替え
只今、ウインズコート甲風園で全部屋の電気温水器取替え工事をしております。
平成16年7月築のマンションでまだまだ築年数的には若い物件だと思っておりますが、10年を越えたあたりで電気温水器の不具合が増えてきて、細々としたパーツを交換することが増えておりました。
そこで今回、オーナー様は年数を考慮した結果、1つ1つ故障・不具合等が発生するたびに交換・修理をするのではなく、まとめて交換することを決断されました。
事前・まとめて交換することのメリットを私なりにまとめてみました。
・費用が安くなる、得になることが多い。
・入居者様への負担が少なくなる。
・管理が楽。
・費用が安くなり、得になることが多い。
費用面はまとめて交換すると、割引もかなり入ります。工事費・運搬費・処分代などでもかなり浮かせることが出来るのが魅力です。
設置から10年以上経ってきますと、修理でだましだましで何とかしようとする貸主様も居られますが、大体10年経過した製品をその場しのぎで修理できたとしても、遠からず別の箇所で不具合が起こる可能性も非常に高いです。その度に出張費・工賃等が発生致します。そしてパーツの供給が終了しているなんてことも多いので、該当のパーツに当たりますと、結果的に製品ごと交換なんてことも良くあります。そうなると結果高くなってしまい、あの時に交換しとけば良かった。なんて思ってしまいます。
そうならないためにも、個人家主は不具合が出始めた段階での見積もり、そして交換手配。
1棟、同じ分譲マンション内で複数戸お持ちの家主業を営んでおられる方は、不具合が出始めた段階で、まとめて交換をした場合の見積もりをとっておくと良いでしょう。こちらは時間が掛かるため、事前の打ち合わせ、他社との比較をするためにも早めの行動が必要となります
・時期を選ぶことが可能で更に入居者への負担は最小限!
ストックもあるので、手配から交換までの日数を要しません。
何よりも入居者様への負担が少なく済むというのは一番大きいのではないでしょうか。
管理面が楽
物件管理を行っている我々にとってもメリットであります。
管理面では全戸同じ製品にしておくことによって、製品番号・年式などを揃えておく事ができ、管理するときの煩雑さがなくなります。
メーカーがバラバラだと手配先が変わるので、それだけでも大変です。
最後に
最後になりますが、たくさんの現場を見てきた私なりの感想を綴りたいと思います。
ガス給湯器・電気温水器のみならず、多くの製品には耐用年数があり、その年数を超えてくると不具合が発生してきます。
基本的には壊れてからの交換と言われる家主様が多いですが、給湯関係はお湯が使えないという点で、他の設備不良よりも入居者様に負担をかけるので厄介です。
食器洗浄機・グリルの点火不良・浴室乾燥等は使用が出来なくても何とか凌いで貰えますが、お風呂は、使用できない間の入浴代、交通費等の負担が発生します。
弊社としては、10年以上経過した給湯設備は、不具合出始めた段階で交換をするべきだと考えており、管理を任せていただいております家主様にはご提案をさせて頂いております
貸主様で該当するような物件をお持ちであれば、一度入居者様に確認してみてもいいでしょう。意外と最近お湯の出が悪い、突然水になる、水になっている時間が長い、設定温度より明らかに高い・低い。なんて答えが返ってくることがあります。
他の物件では故障した際にはすぐに交換ができる様に自身で在庫を確保している家主様も居られます。
オーナー様の対応が早い・良い物件は紹介する側の仲介業者も自信を持ってお客様に勧めることが出来ます。
給湯設備だけでなく、何事も計画的に交換を計画出来る家主様は賃貸経営上手と言っても過言ではありません。長い目でみたら投資なのです。
自分の家では使えなくなるまで使っても良いでしょう。しかし、人に貸している場合はお家賃を頂いておりますので、快適に生活が送れるようにしてあげるだと思います。
事前に調べておくことによって、避けられる金銭的・精神的負担もありますので、この記事を参考にして頂けたなら幸いです。
今回のウインズコート甲風園での交換工事中はお仕事等で不在にされているお部屋がありましたので、そのお部屋に関しては承諾を得て、弊社のスタッフの立会いの下で作業をさせて頂きました。
ご在宅頂きました入居者様にもご協力を頂きまして大変感謝しております。今後も良いマンションライフを過して頂きたいと思っております。
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